大谷 繭子

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Mayuko Otani大谷 繭子

大谷 繭子

giftlier代表。多数の骨董品を受け継いだ父と、ファッションを愛する母の影響で幼少の頃より上質なものに触れてきた経験を生かし学習院大学卒業後、ラグジュアリー誌・ファッション誌の編集及びライティングに携わり、ファッション、食、旅、インテリアを切り口とした取材・執筆活動でインタビューを行った著名人・文化人・実業家は500人を超える。こうしたメディアでの経験の集大成となる「giftlier」を立ち上げる。

MAISON CACAOの生チョコレート

G20大阪サミットや即位の礼で各国元首の
手土産に選ばれた話題の鎌倉のチョコレートメゾン

鼻の奥をくすぐるカカオの香りとともに、舌の上にのせるとすうっととろけて消えてゆく。これまで味わったことのないみずみずしさを纏った生チョコレート。G20大阪サミット2019年や即位の礼では各国元首の手土産として選ばれるなど、鎌倉にあるチョコレートメゾン「MAISON CACAO」が手がける生チョコレートが話題を呼んでいます。
「欧米諸国の人に比べて唾液量が少ない日本人の味覚にフィットするように、チョコレートの水分量を極限まで引き上げることで、ドリンクなしでも食べられる水溶性のアロマ生チョコレートが生まれました」(MAISON CACAO代表・石原紳伍さん)

アロマ生チョコレート4種セット(cacao45・キャラメル・雪男・いちじく)9,500円(税別)

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「もともとチョコレートが食べられませんでしたが、コロンビアで初めてフレッシュなカカオを食べた時に、そのおいしさに衝撃を受けたんです。そして日本でも本当に美味しいチョコレートを日常的に食べる文化を創りたいと思いブランドを創設しました。そして調べていくうちに日本人は欧米諸国の人に比べて唾液量が少ない。だから油脂分の多いチョコレートを溶かすのに唾液が少ないと食べにくいことに気がついたんです」(MAISON CACAO代表・石原紳伍さん)

「素材を選ぶときは必ず現地に足を運び、どのような想いで生産者の方が素材を育てられているか話を聞き、一緒に収穫をし、商品のアイデアを伝え、本当にご一緒したいと思ったものを選ぶようにしています。生産者の方の想いを聞いているからこそ、チョコレートだけが主役にならないように素材とのバランスがなるべく1:1になるよう作っています。素材の香り・風味を最大限引き出すため、掛け合わせるカカオの種類から選んでいます。これは自社でカカオの栽培・加工から手掛けているからこそできることですね」(MAISON CACAO石原紳伍さん)

「チョコレートというのはケーキとは違い、見た目が茶色で口にするまで味の想像がつかないことが多いと思います。でもお客様にはチョコレートを手に取る前からワクワクしてもらいたい。チョコレートの箱を手にする体験からデザインするため、パッケージのアート性にこだわっています」(MAISON CACAO石原紳伍さん)

パリッ、トロッ、サクッの食感が楽しいリッチ生チョコタルトは、サクサクしたチョコレートに合う軽くて香り高いタルトに、コロンビア産のフレッシュチョコレートに生クリームをブレンド。

リッチ生チョコタルト3種詰め合わせセット(6個)2,500円(税別)

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