食の業界で“手土産の肱岡“はたまた”お菓子の肱岡“として知られるフードスタイリストの肱岡香子さん。
自身も大のお菓子好きということもあり、撮影現場にとっておきのお菓子を持っていくようになりこれまでお菓子に相当な額を注ぎ込んできたそうです。
老舗の味から旬のお菓子にも常にアンテナを張り、美味しいと聞けば足を運んで自分の口で確かめてみる。
料理研究家、プロの料理人、舌の肥えた編集者が信頼を置く、こよなくお菓子を愛する肱岡さんのとっておきの手土産リストを連載形式でご紹介します。

今月ご紹介するのは、グルテンフリーのお菓子の研究家第一人者でいらっしゃるかのうかおりさんのお菓子です。

表面が真っ黒に焦げたバスクチーズケーキ。
バスク地方の郷土お菓子ですが、カオリーヌさんのバスクチーズケーキは甘さ控えめなリッチなお味。
差し上げた方から、「家族で喧嘩になる！」とか、「他のチーズケーキは食べられなくなった」とか、数々のお褒めのお言葉をいただいております。

フランスのチーズ農家での製造・熟成、チーズショップでの販売経験とヨーロッパ・チーズの旅で出会ったチーズの中から、香り高く、噛み締めるほど豊かな味わいのチーズを使用。チーズ本来のシンプルで力強い味わいが楽しめます。バスクのチーズケーキ12cm（3,240円）

先日はテリーヌショコラも購入してみました。

一般的なチョコレートケーキよりはチョコレート感が強く、いわゆる生チョコレートよりは甘味が抑えられている。リッチな食感で大人っぽいお菓子でした。

ペルーの指定農園で収穫されたカカオ豆を使用。砂糖をできるだけ控え、カカオの味やアロマが感じられる配合と口溶けにこわだっています。テリーヌショコラ（2,700円）

「お好みで塩や山椒、唐辛子などをおかけください」と書いてありまして、私は岩塩と、ちょっと胡椒などで遊んでみました。
ネットでの購入になります。冷凍で送ってくださり、そのまま冷凍でしたら賞味期限も30日なので、少し多めに購入して何かの時に差し上げるのも良いかと思います。

カオリーヌ菓子店　オンラインストア

https://kaorinne.ocnk.net